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①中庭付きタイルデッキ
②勾配天井と表し梁(あらわしばり)
①「中庭タイルデッキ」
広さは7.5帖のスペース。
タイルデッキ正面には、
木目調のアルミスクリーンを
設置しております。
道路からの視線を
防ぐことが出来るので、
バーベキューなどやっても
楽しい空間になりますし、
洗濯物も気にせずに
干すことが出来ます!!
また、タイルデッキへの出入りの窓も、
かなり大きなサイズを設けましたので、
廊下も明るくて開放感があります。
このように中庭空間が楽しめる、
コの字型の平屋ですが、
ここでコの字や、ロの字型の
メリット・デメリットについて
お話していきます。
まず、メリットとしましては、
目隠しスクリーンを
設けた中庭空間ですと、
①プライバシーの空間を
確保することができる
②窓の数が多い分、
廊下やお部屋の明るさがとれる
③風通しが良い
一方、デメリットとしまして、
①建築費用がかかる
コの字型やロの字型のおうちは、
真四角のおうちに比べ、
壁面が3面・4面と増えますので、
建築コストがかかってしまいます。
②熱の損失量が多くなる
これは坪数が同じ真四角のおうちと、
コの字型・ロの字型のおうちを
ご想像して頂きたいんですが、
コの字型・ロの字型のおうちは
外周が長くなります。
壁と窓が多い分、熱の損失量が
どうしても多くなってしまいます。
空調計画をしっかり考えないと、
住んでから夏は暑く、
冬は寒いおうちになってしまいます。
③汚れなどの
メンテナンス費用がかかる
大雨や大雪の後に
水が溜まってどうにもならない!
ということになっては困りますし、
水気が長期に渡り停滞するような場合は、
カビやコケなどの
原因にもなってしまいますので、
メンテナンスが必要になってきます。
コの字型やロの字型のおうちは
とてもかっこいいので
憧れの方も多いと思うんですが、
ご検討されている方は
是非このようなデメリットも踏まえて
マイホーム計画を
進めていただければと思います。
②「表し梁(あらわしばり)」
普通の梁は
屋根裏に隠れて見えないのに対して、
あえて梁を隠さずに見せることで、
デザインのアクセントになっております。
勾配天井と表し梁にすることで、
天井が高くなり、
さらに開放感のある
LDKを演出することが出来ますので、
皆様も是非プランニングの
ご参考にしてみてください。
表し梁には、
開放感が生まれるのと、
インテリアのアレンジに幅が広がる
というメリットもあるんですが、
実はデメリットもあります。
それは何かというと、
照明を設置する位置や
種類が限られてしまう
ということなんです。
昼間の明るい時間帯でしたら、
そこまで気にしなくてもいいのですが、
「夜」空間の明るさを確保するのに、
照明計画はしっかりしないと後々、
後悔することになってしまいます。
例えば、シャンデリアや、
シーリングファンをつけたいなど・・
照明にこだわりがある場合は、
先に取り付けられるかどうかを
ご確認されることをオススメします。